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第52号

運河の水に関する科学的実証実験

運河(荒浜など数地点)の水質現地調査は5月に橋の上から機材を下し表面水や低層水を採取しましたがその結果報告が7月31日(金)にGC青葉通りプラザのりらくサロンで行われました。

貞山・北上・東名運河研究会の後藤代表が結果を詳細に発表しました。

会場には宮城県、仙台市、ひたかみ水の里などのほか仙台一高生2名も参加しました。

会場にはTBCも入りました。当実験の他の場面も取材して放送される予定です。

予告 「ぐるっと、海手 おでかけ体験フェスタ」にブース出展

~10月3日(土)14時から16時30分迄(予定)~

仙台市宮城野区・若林区海浜エリア活性化企画室主催の海浜エリア活性化のためイベントに当会のブースを出展します。

当日はステージでのトークショーと海浜エリア主要施設やコンテンツのブース・パネル展示を行います。

当会のブースでは貞山運河の俯瞰画面、貞山運河と政宗公、みやぎの運河群全体MAPなどが展示されるほか熊谷理事撮影の上空からの貞山運河、海浜での子供たちの姿が動画で映し出される予定です。

デザインは岡部こぐり推進員、迫力ある制作物に皆さんの目が行くことでしょう。どうぞご来場ください。

会場:JR仙台イーストゲートビル ダテリウム(宮城県仙台市宮城野区榴岡1丁目1−1)

仙台市宮城野区役所の海浜エリア活性化企画室は貞山運河を含む海浜地域を活性化させるために誕生した組織です。
今後期待される海浜エリアですがどのような活動をしているのか仙台市宮城野区海浜エリア活性化室の鹿中律良(かなか のりよし)室長にうかがいました。

宮城野区海浜エリア活性化企画室の取り組み

未曾有の被害をもたらした東日本大震災から15年。

本市ではこの間、東部沿岸地域において、防災集団移転促進事業や蒲生地区における震災復興区画整理事業をはじめ、農地の大区画化を図るほ場整備、津波避難施設や海岸公園、東部復興道路(かさ上げ道路)の整備など、東日本大震災からの復興とその先の持続可能な地域づくりに向けて、様々な取り組みを進めてまいりました。

令和4年度からは、震災や復興に関する各地区の記憶と様々な活動の伝承を基軸として、各地区の生活文化や事業者の皆様の取り組みなどを未来につなげるため、市民の皆様をはじめ、多くの方々のご協力をいただきながら、貞山運河の利活用促進を含む「海浜エリア活性化事業」を推進しています。

本事業は、特定の行政区域に留まることなく、概ね仙台東部道路から東側、仙台塩釜港から藤塚地区まで、さらには名取市の閖上地区も対象としながら、宮城野区・若林区が共同で取り組むものであり、その推進を担う組織として、令和4年度には若林区に、宮城野区でも令和6年度に、それぞれ「海浜エリア活性化企画室」が発足いたしました。

この2つの組織を中心として、令和5年度に策定した「海浜エリア活性化ビジョン」に基づき、「遊」「食」「憩」「巡」「学」「紡」という6つの視点から、海浜エリアの各地区の関係人口(各地区に関わる人)の増加を念頭に置きつつ、このエリアを訪れていただく人、すなわち交流人口の増加に向け、「ここでしかできない体験」を1つでも多く生み出せるよう具体の取り組みを企画・展開しています。

一例として、エリアの事業者の皆様との協働で、親子で楽しく防災・減災に関する知識を学ぶ「防災イベント」、エリア内の多彩な施設やスポットを巡り、買い物や食事などを楽しみながら各地区への理解を深める「スタンプラリー」、エリアを訪れる方々の利便性を高め滞在を促す、小型の電気自動車グリーンスローモビリティを活用した「二次交通導入実証」などを実施してまいりました。

中でも、海浜エリアを貫通する貞山運河をこの地域のシンボルの一つとして捉え、令和6年度以降、カヌー体験会や手漕ぎボートであるEボート体験会、名取市閖上地区から名取川を横断し井土地区まで乗り入れる小型船運航実証を実施しており、幅広い世代の方々に、貞山運河を通じた海浜エリアの魅力を体験いただくことができました。

令和8年8月には、宮城県漁業協同組合や宮城県仙台土木事務所をはじめとした皆様のご協力を仰ぎ、井土地区から北上し、宮城野区新浜地区・南蒲生地区を経て七北田川まで小型船の乗り入れを試行いたしました。
繁殖する藻の影響が懸念されておりましたが、船の航行に支障を来すほどではなく、海浜エリア活性化の新たな可能性を感じる機会であった一方、船着き場の整備や長時間乗船されるお客様に楽しんでいただくためのコンテンツづくりなど、様々な課題も浮き彫りとなりました。

同時に、御舟入堀・木曳堀・新堀をつなぎ、貞山運河を一続きの運河として成立させることとなった宮城野区蒲生地区に関して、仙台港の整備とともに消失し、また、埋め立てられた区間に対してどのように焦点を当て、活性化に結び付けていくのか。壮大なテーマではありますが、貞山運河の魅力をさらに多くの皆様に伝えるうえで、避けては通ることのできない課題であると、改めて認識したところです。

前述のとおり、本市では、海浜エリアを南北に流れる貞山運河について、歴史的資源であることはもとより、野鳥や水生生物の貴重な生息空間、そして、各地区の皆様の生活の場であったことを踏まえ、海浜エリアのシンボルの一つとして、関係各所との連携のもと利活用を進めていきたいと考えております。

貞山運河が、市民の皆様や来訪者が親しみを抱く身近な存在となるよう、また、海浜エリア各地区の皆様がかつての暮らしに想いを馳せ、歴史や文化を語り継ぐ触媒となるよう、カヌーやボート等のアクティビティに留まらず、徒歩での周遊や歴史・自然環境の教育の場としての活用など様々な分野のフィールドとして活用されるよう、利活用の取り組みを進めてまいりたいと存じます。

そのためにも、貞山運河に関わる皆様の声を積極的に伺い、各地区の歴史や文化を尊重しながら新たな活用方法を模索することが重要であり、貞山運河ネットの皆様との連携もさらに強めてまいりたいと考えております。

皆様の多様なご意見や多彩なアイデアが、貞山運河の、そして海浜エリアの持続可能性を高めるものと考えておりますので、引き続きのお力添えを賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。

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