第10号
夏場に周回バスを運行(仙台市)
2月15日の河北新報に次のような記事が掲出されていました。
~アクアイグニスやフルーツパーク巡る周遊バス運行 仙台・荒浜で市が今夏計画~
仙台市は今年夏、若林区荒浜の深沼海水浴場や観光農園などの施設を巡る周遊バスの運行実証実験に乗り出す。
バス会社の協力を得て、1カ月ほど運行して周遊のニーズや課題を洗い出し、沿岸地域のにぎわいづくりにつなげたい考え。
1日定額乗り放題も
実証実験は、深沼海水浴場で7~8月に開催予定の海に親しむイベントに合わせて計画。
地下鉄東西線の荒井駅を起点に、東日本大震災の震災遺構「荒浜小」、
体験型観光農園「JRフルーツパーク仙台あらはま」、複合観光施設「アクアイグニス仙台」などを巡る。
運行時間とルートは今後、具体的な検討に入る。
運賃は未定だが1日定額乗り放題にする予定。実験で周遊バスの需要や収益性を見極め、本格運行の可能性を検討する。
市によると、沿岸地域を訪れる多くの人が車を利用する。
マイカーを使わない観光客らを取り込むための課題として、周辺駅からの2次交通の拡充を求める声が地域の事業者から挙がっているという。
市観光課の担当者は「仙台の沿岸部の魅力や被災地の復興を多くの人に知ってもらうため、
受け入れ環境の課題を探り事業者らと共有したい」と話す。(河北記事以上)
仙台市若林区海浜エリア活性化企画室では「仙台市では今後の海辺の賑わいについて、メモリアル等の観点も含めどのようなビジョンが描けるか考えているところ。地域関係者の思いを取りまとめ本年度来年度と取り組みを進めていくが、貞山運河は大事な要素の一つだ。
貞山運河はこのエリアの魅力をつなげる象徴となる存在だ。
震災以前、またそれ以上に人々が集う状況となるよう、ビジョンの策定に取り組んでいる。
交通資源については南北をつなぐ移動手段として、レンタサイクルやキックボードなどの実証実験を行ってみたい」と語っています。
仙台市では23年度予算に仙台市内の貞山運河(若林区井土~宮城野区新浜、南蒲生まで約8キロ)について、利活用検討に向けた測量の予算を計上するなど貞山運河をめぐる動きは一層活性化されてきました。
櫻井会長精力的に各所を訪問・折衝 ~東北運輸局~
櫻井会長は2月2日東北運輸局観光部を訪問しました。
1970年に日本、そしてアジアで最初に開催された大阪万博(EXPO’70)は日本の高度経済成長をシンボライズする一大イベントとなりました。2025年大阪・関西万博は、 2005年に開催された愛・地球博に続き、20年ぶりに日本で開催される国際博覧会です。―(HPより)
政府は出展150か国、予想来場者数約2,820万人、経済効果約1.9兆と試算しています。
政府では万博で外国から訪れた方々を関西圏のみならず日本全国に周遊してもらうよう進めています。
櫻井会長はこの状況を共有するとともにぜひ宮城県にも、貞山運河にも多くの方がインバウンドとして訪れてもらいたいと抱負を語りました。またそれに伴う補助金事業についても詳細を共有しました
~丸森町~
1月27日丸森町を訪問しました。丸森町は阿武隈川を擁する舟遊の観光地で阿武隈ライン舟下りが人気を集めています。
そしてかつてイベントとして丸森から角田までいかだ下りを行なったり、
丸森の舟を貞山運河まで運んで浮かべたこともあります。
丸森町は竹の名産地でもあり竹を使ったいかだもできるとのことでした。
この地でいかだ下りを計画した場合のご支援、ご協力をお願いしました。
~宮城県森林整備課~
2月9日宮城県森林整備課を訪問しました。
同課は東北地方太平洋沖地震の津波により壊滅的な被害を受けた海岸防災林753ha(民有林分)植栽を完了させ今後は植栽したクロマツ等が生長するよう,下刈り・つる切り・本数調整伐(間引き作業)等の保育管理を行っています。
櫻井会長井は貞山運河付近での植生、草刈り等協力を申し出ました。
貞山運河通信第10号
発行 : (一社) 貞山運河ネット 事務局
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