第32号
今年もみなさまのご協力のお陰で次のことを行うことができました。
新年もよろしくお願い致します。
~24年を振り返る~
【2月 貞山運河歴史セミナー開催】
今回で2回目となる貞山運河歴史セミナーは2月23日(金・祝)開催されました。
会場の名取市文化会館は大きなガラスの建物で音響効果にも優れています。(熱心にメモを取る人も)
3人の演者のトップバッターは当会副会長・フリージャーナリストの大和田雅人氏。
「貞山運河のいまとこれからのまちづくり」。
2番目の登壇は元仙台市史編さん室長菅野正道氏の「仙台城下を支えた閖上湊」。
3番目の登壇はさいたま市文化財保護課学芸員井上拓巳氏の「江戸時代の閖上湊と東廻り海運」。

【5月 総会開催】
5月21日(火)仙台市青葉区一番町2-5-22GC青葉通りプラザB1Fで行われました。
本年度実施事項が決まりました。
①貞山運河 舟遊びの実施
②貞山運河 歴史セミナーの開催
③みやぎの運河群(東名運河、北上運河)の空撮
④六郷小学校での貞山運河授業開催
⑤みやぎの運河群を活用したイベント開催
⑥「みやぎの運河群」の冊子作製
⑦若林区海浜エリア活性化企画室への協力
⑧貞山運河見学会の実施
【7月貞山運河試し乗り実施】
7月3日(水)北上川&みやぎの運河群沿川自治体物産交流会にむけて貞山運河試し乗りを行いました。
あいにく荒天の天気予報でしたが決行。
舟はかわまちてらす閖上前の名取川にかかる浮桟橋から七北田川付近までの新堀を航行しました。
。

(舟は新堀を荒浜センターハウスに向かいます)
【8月 六郷小学校で貞山運河授業行われる】
長い夏休みも終わった8月30日、仙台市立六郷小学校の4年生を対象に
昨年に引き続き貞山運河についての授業が行われました。約120名の児童は2組に分かれ1時間ずつ授業を行いました。
児童はメモを取りながら熱心に聞いていました。

【9月 貞山運河視察実施】
9月28日(土)募集案内に応募された会員による視察が行われました。当日は曇り。
水面に反射する光もなく視察にはもってこいのコンデションでした。
名取市のかわまちてらす閖上の浮桟橋からプレジャーボートは静かに岸を離れ新堀・木曳堀を周回しました。

(名取川から木曳堀に向かう)
【10、11月みやぎの運河群+北上川沿川自治体物産展示即売会&コメのお振舞行われる】
ことしのイベントは昨年も行われたコメの振る舞いに加え、沿川自治体の物産展示即売会も行いました。
10月26日、27日、31日、11月4日にかけて登米から
石巻サンフアン・バウティスタ・パークを経て名取市かわまちてらす閖上まで
3艘の舟を乗り継ぎ運ばれました。この模様はTBCテレビでも報道されました。
コメは登米市立登米小学校と同津山小学校の児童がつくったものをご提供いただきました。

(着きました~。かわまちてらす閖上にて)

(物産を買い求める人)
【これからの予定】
・貞山運河 歴史セミナーの開催
▷日時・2025年3月8日(土)午後1時開場、1時30分開演。終了時刻午後4時頃。
▷場所・仙台市博物館ホール
▷講演内容 塩釜~多賀城のコメの道、江戸時代の御舟入堀をテーマにする。
1)話題提供の部30分 大和田雅人「貞山運河の現状と震災からの復興まちづくり」
2)歴史全般の講話30分 郷土史家 菅野正道「御舟入堀ができるまで。仙台藩の時代状況」
3)メーンイベント60分 「御舟入堀の建設」)その役割と塩釜多賀城との関わりなど
▷講師 瀧川ちかこ 多賀城市埋蔵文化財調査センター 学芸員 普及啓発専門員1956年仙台市生まれ。
東北歴史博物館の開館に関わる。KHBの番組「おはようみやぎ」で歴史リポーターを務める。
多賀城市史編さん事務局、多賀城市文化財課などを経て現職。
創建1300年の国府多賀城などにも詳しい。
▷参加費 資料代500円、
事前申し込み制を検討中。
・「みやぎの運河群」の冊子作製事務局所管でありましたが
事務局の事情により今年度は作成できませんでした。お詫びします。
法人会員目標 200社 (現在31社)
個人会員目標 150名 (現在59名)
賛助会員 現在 6名