第41号
七郷小学校で出前授業を行いました

貞山運河の 歴史を子供たちへ。
ことしの出前授業は貞山運河沿川付近にある仙台市立七郷小学校5年生を対象に行われました。

同校は平成28年に津波で被害を受けた仙台市立荒浜小学校を統合しした経緯を持つ歴史ある小学校です。

そして貞山運河は木曵堀、御舟入堀、新堀の3つからなっていること、長さは30キロあること、今の姿になったのには260年の年数がかかっていること、そして明治時代になって東名運河、北上運河ができたことが説明されました。

講師は個人会員の静さん。静会員は雀踊りを県内のみならず全国、外国でも実演しているベテランです。
貞山運河の授業では5年生全4クラスを半分づつに分け1~2校時、3~4校時に連続して行いました。
音楽室に集まった5年生は最初に貞山運河の歴史を学びました。
最後に沿線のアクアイグニス仙台やかわまちてらす閖上、JRフルーツパーク仙台あらはまなどの各施設が紹介されると「行ったことある!」などの声が聞かれ、真剣に説明を聞いているようすがうかがわれました。

休憩時間をはさんで次の授業は貞山運河の動画視聴と雀踊り実演です。
熊谷会員のつくった「貞山運河上空から」と「沿川の施設紹介」の動画が映し出されると児童は興味深げに画面に見入っていました。
次に披露された雀踊りでは同踊りを行っている児童2~3人も静さんと一緒になって笛や太鼓とともに雀踊りを披露しました。
最初に児童が口上を述べると一瞬静まりかえり、(おそらく)初めて聞く口上に耳をそばだてていました。両手に扇を持って一生懸命に踊る、太鼓をたたく姿には感動を誘うものがありました。
子供たちに貞山運河が地域の遺産として認知されるよう願っています。
藤崎百貨店での貞山運河物語展アンケート結果
8月6日から12日まで行われた表記結果がまとまりました。訪問者総計9300名,アンケート記入件数204件。

問1では、回答者のほとんどが展示会について「楽しめた」「まずまず楽しめた」の回答が全体の97.5%と多数である。

問2は、「貞山運河を知りたい」「興味があったから」の回答数が多く、来場動機としても興味関心を引ける展示物であったと受け取れる。

問3は、「藤崎百貨店の告知」「月刊りらく」が圧倒的に多いが、チラシの効果も感じられたと思われる。また「その他」の選択肢では、テレビが最も多く、次いで学校で知ったという意見も多く見受けられた。

問4は、「アクアイグニス」「かわまちてらす閖上」「ゆりあげ港朝市」の回答が特に多い。
回答者の年齢は、50代以降が特に多くなっているが、学校での告知もあり、10代20代の方にも訪れていただけていることが分かる。
感想(一部抜粋)
・伊達政宗公のおかげで今も発展し続けられる仙台、宮城があるのだと考えると歴史というものは趣があるなと感じた。
・とても美しい景観のドローン撮影に感動しました。
・内容は分かりやすかった。知りたいと思っていたことだったので、興味深く見れました。
・身近にあることが改めて詳しく知れて良かったと思います。賑わいが戻りますように。
・北上、東名運河のこと等、新しい発見がありました。分かりやすく紹介されていて良かったですし、初めて宮城に貞山運河があることをしりました。
いっしょに、貞山運河を盛り上げませんか?
貞山運河ネットでは、ただいま会員を募集中!
歴史や自然が好きな方、地域に関わってみたい方、大歓迎です!
法人会員目標 200社 (現在32社)
個人会員目標 150名 (現在70名)
賛助会員 (現在20名)