第8号
一般社団法人 貞山運河ネットは伊達政宗公が築いた遺産の継承と賑わいづくりに取り組んでいます。
宮城県土木部長に要望書を提出しました
去る12月19日宮城県庁に千葉土木部長を訪ね、しゅんせつの要望書を提出しました。同席したのは河川課の佐藤課長、訪れたのは櫻井会長、上原副会長、大和田副会長、佐藤事務局長です。
要望書の要点は3つです。
- 仙台市内の新堀では舟運の復活に支障を来しているので、水底をさらう浚渫工事を早期にお願いしたいこと。
- 周遊船の乗り入れと護岸での利用客の乗降に必要な「船着き場」を整備していただきたいこと。
- 農業排水や水流の停滞などによって、汚れているもので水質を改善する浄化対策を取っていただきたいこと。
これに対し土木部長からは、
- 新堀の工事は平成25年に完成したが昨年、小物の撤去などは行っている
- 船着き場の整備は仙台市の意見も踏まえて推進していきたい
- 水質の改善については流れ込む農業廃水等仙台市と検討していきたい
との回答がありました。
櫻井会長は民間は民間でやっていくので引き続き支援をいただき世界遺産を目指したいと訴えました。
このあと大和田副会長から平成25年に工事は終了したということ
だがこれはしゅんせつには当たらないのではないか、どの程度の工事であったのかとの質問が投げかけられました。
これに対し宮城県側は、工事をしたのは護岸工事であり地元から護岸にたまっている瓦礫があるという部分は個別に撤去しているとしたうえでまだ残っている部分は調査確認しながら進んでいるとの回答がありました。
同席した宮城県議会議員の松本由男氏は宮城県の計画はあるが現実にはそうなっていない。
3点の要望については民間では手を付けられない。行政はしゅんせつを含めやっていただきたいと発言しました。
この後土木部長からは県では運河の復興(振興)のため「みやぎの運河群連絡調整会議」を主宰した。活性化のために民間の横の連携を図っていただき宮城県はサポートしていきたいと発言されました。
なおこの模様は河北新報、読売新聞、朝日新聞で取材されNHKではその日のてれまさむねで放送されました。
読売新聞も翌日掲載されました。
これからも舟運ができるよう頑張っていこうではありませんか。
[ 貞山運河関係の記事が掲載されました ]
[ 今後の予定 ]
- 理事会 23年1月23日 (月)
- 貞山運河歴史セミナー
下記の通りです。
期間 | 23年1月23日 (木) 13時30分 |
場所 | 仙台市福祉プラザ |
料金 | 500円 |
基調講演の部 | 平間 雅孝 氏 ( ひらま まさたか ) アクアイグニス仙台支配人 |
パネルディスカッションの部 | ◆ パネリスト 斎藤 善之 ( さいとう よしゆき ) 東北学院大学経営学部教授。 菅野 正道 ( かんの・まさみち ) 郷土史家。仙台市史編さん室長を務めた。 ◆ コーディネーター 大和田 雅人 ( おおわだ まさと ) フリージャーナリスト。当会副会長 |
どうぞお誘いあわせの上ご参加下さい。
当日お手伝いいただける方も同時募集
貞山運河通信第8号
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