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第11号

貞山運河関係各団体を訪問しました

貞山運河群は貞山運河,東名運河,北上運河の阿武隈川から旧北上川まで,約49kmの日本一の運河群です。
そこには貞山運河を守り広めて行こうとする多くの団体が存在します。  
事務局ではこのうち次の団体を訪問してきました。

~仙台湾岸運河群の歴史と記憶を伝える協議会~

仙台市宮城野区蒲生
会長 佐藤正信 様

22年5月に付近の6団体を統合して設立されました。
年2回~3回勉強会を行っているほか低名山「日和山登山会」を毎年7月第1日曜日に開催し登頂者には現地の葦からつくる登山証明書を発行しています。この時には全国から参加者が来訪します。
植生の研究は広瀬博元中野小学校教諭を講師として行っています。  
地域に根差し、地域を発信する活動を継続している大きなパワーを感じました。

「舟溜り」護岸発掘の写真を手に佐藤会長

~すばらしい北北上運河沿線の自然環境を守る協議会~

石巻市 
会長 藤井 勝 様

2014年に発足。環境美化活動を通じた地域づくりに取り組んでいます。
清掃活動は、地区住民を巻き込んで活動しています。
主な事業としては草刈りや毎年一回地域共存・自然環境の維持を目的に県、市、国からの人々を招き現場を歩く活動をおこなっています。小学校のカヌー教室・大会も実施しています。
また180本の桜並木をつくることを計画し、今年で90本の植栽を予定しているほか松並木の再生にも取り組んでいます。 今後は「北上川本流の水をきれいにし地域住民が利活用できるようにしていきたい。」と生き生きと語る藤井会長でした。

~NPO法人 ひたかみ水の里~]

石巻市 
理事長 新井高広 様

御父上新井偉夫(ひでお)氏はNPO法人 川に学ぶ体験活動協議会 River Activities Council会長、北上川流域連携交流会の下流域の代表であり高広氏はひたかみ水の里2代目理事長です。
同法人は20年の歴史を持ち北上運河をメインフィールドとして活動しています。

主な活動は毎週土曜日にはカヌー体験教室を開催。小・中学生で15名程度。
水質調査やキャンプなども行っています。今年は4月以降仙台圏の施設見学も検討しています。

 会長ご自身柴田町の小学校でカヌーの体験会を実施したり北上川と東名運河を6時間かけてカヌーとゴムボートで航行したパワーの持ち主です。

 今後運河フェティバルができないかと考えています。

 新井会長は震災後東京から帰郷した夢を持つエネルギッシュな会長です。

 これからの活動に期待しています。

閘門を背に抱負を語る新井理事長

訪問を終えて

どの組織も貞山運河を守り伝承していくことへの強い意志を感じました。
長年にわたって継続的に活動されていることにも頭が下がりました。

管理は行政かも知れませんが地元で地道に活動している多くの方の熱意が貞山運河を守っているのだと強く感じました。

いつかの時点でこのような団体が一緒になって貞山運河のために何かできないかと思いました。

~お知らせ~

理事会が開催されます

日時2023年4月10日(月)14:00~16:00
場所仙台市青葉区一番町2-5-22 GC青葉通りビル地階会議室
会員であればどなたもご参加いただけます。
お席の関係で事前に下述の事務局までご連絡ください。
法人会員目標200社(現在35社)
個人会員目標150名(現在49人)
会員増強にご協力を!
貞山運河ネット通信第11号
発行 (一社)貞山運河ネット 事務局
仙台市青葉区一番町2-5-22 
GC青葉通りビル ㈱プランニングオフィス社内 
HP:https://teizanunga.net/
MAIL:teizanunga@p-office.co.jp 
☎  022-262-2322
FAX 022-266-9418

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